iPod touchをもっと便利に使うために、fonを導入することにした。
プロバイダの変更
fonが利用可能なプロバイダに乗り換える必要がある。パートナーシップのページに、fonのパートナーが紹介されている。今加入中のプロバイダ(Gyao 光)はパートナーでは無いようだったので、新たにBBエキサイトに申し込んだ。Gyao 光はUsenの回線ではなくBフレッツの回線を使っていたので、工事などは必要なくプロバイダの変更だけで済んだ。接続アカウントもすぐにメールで届いたので、早速PPPoEの設定を変更したらあっさりつながった。すばらしいお手軽さ。回線にBフレッツを使っていた恩恵か。特に問題ないようなので、Gyao 光は解約*1。
専用アクセスポイント機器の購入
FON::La Fonera Plusを購入。FON::La Foneraの方が安く、機能としても十分なのだけど、古い型のLa Foneraは触れないほど熱くなることがあるらしいので、大事を取ったのでした。高いと言っても3800円ですし*2。
fonアカウントの取得
fon.comの登録ページでアカウントを作成する。ここで登録したメールアドレスが無線LAN接続時の認証アカウントとなる。
既存無線LANルータにLa Foneraを接続
基本的には同梱のマニュアルの通り。すでにインターネットに接続されている無線LANルーターを持っている場合は、La FoneraのWANポートと無線LANルーターのLANポートをLANケーブルでつなぐだけでよい。
La FoneraをPPPoEクライアントとして使いたい場合や、La Foneraに自分で静的にIPアドレスを割り振りたい場合は、次のような手順でLa FoneraをPPPoEモードかStaticモードに変更する必要がある。
- La FoneraにACアダプタを接続して電源を供給する。
- La Foneraが発する[MyPlace]アクセスポイントに手持ちのPCから接続し、DHCPでLa FoneraからIPアドレスをもらう。La Fonera Plusの場合はLa FoneraのLANポートと直接LANケーブルでつないでも良い。
- 手持ちのPCのWebブラウザで http://192.168.10.1/ にアクセスし、ユーザー名とパスワード*3を入力してLa Foneraの管理画面を開く。
- 画面左のメニューの[Advanced]-[Internet Connection Settings]を開き、[Mode]を[DHCP]から[PPPoE]や[Static]に変更して、必要な情報を入力する。
- 設定を反映する。
- La FoneraのWANポートと無線LANルーター、あるいはADSLモデムやONUと接続する。
これでOKのはず。もし何か間違えてにっちもさっちもいかなくなってしまった場合は、La Fonera本体の背面にあるリセットスイッチをボールペンの先などで長押ししてもう一度挑戦する。
AlienからLinusになる
La Foneraの設置とアクセスポイントの登録がうまくいくと、晴れてLinusになれる。先ほど作成したアカウントでfon.comにログインすると、自分がAlienなのかLinusなのか確認できる。
ポート制限など
見知らぬ誰かにWinnyとかされても困るので、La Foneraからの通信は必要なポート以外拒否する。FAQ - FoNまとめwikiを参考に上位のルーターのパケットフィルタリング設定を行った。
iPod touchの設定
早速自分のアクセスポイントに接続してみる。FON_APというシグナルがそれ。認証もなしにあっさりつながる。ほかの多くの公衆無線LANと同様に、無線に接続した後にWebでの認証が必要。自分はこのステップを簡単にするためにEasy Wi-Fiを使っている。
Enjoy!
これで街中で自由に高速インターネット! まあ、今のところまだ街中で使う機会がないのですけどね。とほほ。
2010/05/05追記
自分の使い方的には公衆無線LANサービス自体がいまいち使えなかったというオチに。公衆無線LANがいまいち使えない(個人的な)理由Comments