Glaejaとお天気アイコンフォントMeteoconsでベクター画像な天気予報ウィジェットを作る

Androidの天気予報ウィジェットが大変不満。ダサいけど正確な国内系、かっこいいけど精度の低い海外系、どちらも帯に短したすきに長し。かっこよくて正確な天気予報ウィジェットがほしいの。アタシ。

というわけで最強のカスタマイズ性を誇る情報表示系ウィジェットGlaejaでかっこよくて正確な天気予報ウィジェットを作ることにした。Glaejaではウェザー・サービス社のお天気XMLデータの情報表示に対応していて、十分満足のいく天気情報が得られるのです。

さて、あとはかっこいいデザインがあればOKだけど、天候ごとに画像を作るのが面倒だしラスタ画像だと拡大縮小に弱そう・・でもGlaejaはSVGとかのベクター画像に対応していない・・そこで今回はかっこいい天気アイコンフォントMeteoconsを使って諸問題をクリアしたよ。

手順は下記。

  1. GlaejaをAndroid端末にインストール。
  2. Meteoconsのttfファイルをダウンロードし、Android端末の/mnt/sdcard/com.gmail.kanitawa.glaeja/fontsディレクトリにコピー。
  3. 新規Glaejaウィジェットを作成して、テキストレイヤーを追加。
  4. テキストレイヤーの「外部フォントを利用」をチェックし、「外部フォント名」から「meteocons.ttf」を選択。
  5. テキストレイヤーの「表示文字列」に、「%C%@2/1/\p@@0/-1/\d@),B,N,R,W,O@0/-1/\m@」と入力。
  6. 位置とか文字サイズとかお好みに調整。

これでこんな感じになる(右上のやつ)。イカス!

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気になる人向けの表示文字列の解説

「表示文字列」に設定した文字列を日本語で解説すると・・

%C%で得られる数値3桁の天気情報のうち1桁目だけを取り出してほかは削除。取り出した数値が0の場合は)、1の場合はB・・(略)・・5の場合はOを表示する

というもの。MeteoconフォントではBやN、Oといった文字に天気画像が割り当てられているので、うまいこといくというわけ。曇り時々晴れとか雨のち曇りとかを表現したい場合は、もうひとつ別のテキストレイヤーを作成して、2桁目とか3桁目を取り出すように改造すれば良い。

詳しくはGlaeja作者ブログMeteocons配布サイトを参照のこと。

2013/02/27追記:

Glaejaを使ったステキなホームをたくさん作っているorefolder.netの人がまさにGlaejaのためのアイコンフォントGlaiconを作ってくれたようです。天気アイコンはもちろん、Glaejaで便利に使えそうなアイコンがたくさん!