薄型キーボードが好きだ
以前は東プレ NG01B0 REALFORCE91UBKなど通常キートップの鉄板入り重たいキーボードを愛していたのだけど、最近は薄型のキーボードが好きだ。机に書類広げたいときなど気軽にどかせるのがいい。
ただ、薄型キーボード、特にテンキーレスモデルは変態配列の巣窟で、まともなものを探すのがとても大変だ。個人的には下記条件を満たすものしか使う気になれない。
- JIS配列
- 19mmキーピッチ
- Enterの右側にキーがないこと
- 文字部のキー幅が一定であること(\とか[とか]あたりが細くなっているのはNG)
- ろとShiftの間に↑キーが挟まっていないこと
- 方向キーは凸状に並んでいること。↑キーの左右に余計なキーが配置されていないこと(Thinkpadキーボードは本当にコレが惜しい)
この条件を満たすキーボードは本当に少ない。おそらく現時点で手に入るのは会社で使っているレノボ・ジャパン ThinkPad トラックポイント・キーボード - 日本語 0B47208と、家で使っているApple Wireless Keyboard (JIS) MC184J/B、そして今回購入したサンワサプライのUSBスリムキーボードくらいしかないのではないか。
サンワサプライ USBスリムキーボード 85キー ブラック SKB-SL18BK
- 発売日: 2012/02/01
- メディア: Personal Computers
使ってみた感想
で、今日早速ヨドバシで買って帰って使ってみたのだけど・・。一言で言うとひどい。何がひどいって作りが悪すぎる。さすが1880円の安物クオリティを感じざるを得ない。
まず、本体がガタついているのが最低だ。特に方向キー側が浮いているので、方向キーを連打する度にキーボードがガタガタ揺れて、机とガツガツぶつかる音がうるさい。これ、本体が全体的にゆがんでいるか、ゴムがついてない方の脚(キーボード上部)の高さが片方あってないかどっちかだと思う。ゴム買ってきて貼り付ければマシになりそうだが・・。
で、それからコレは個体差のような気がするが、F9キーが曲がっている。
外してつけ直しても同じ曲がり方をする。キートップ自体に問題がありそう。ひどい。
さらに。これは打ってみるまで気がつかなかったのだけど、スペースキーが右に1キー分長いので、変換キーを押しているつもりでスペースキーを間違って打ってしまう。自分は変換キーをIME ONに、無変換キーをIME OFFにして使っているので、漢字を打とうとするとスペース打ってしまう。イライラ。
一般的なJIS配列の場合、NとMの間あたりに変換キーがくるはず。どうやら右Ctrlと右Altを省略してその分スペースキーを右に伸ばしたらしい。なんでやねん。せっかく他の部分は一般的なキー配列で頑張ったのにどうしてここだけ変な工夫をしてしまうのか。。。
半角/全角キーはフルサイズで確保されているので、そちらを使う人にとっては問題ないと思いますが。私は完全に盲点でした。まさかココを省略してくるパターンがあるとは・・。
大変惜しい逸品でした。ありがとうございました。
※このブログはSKB-SL18BKで書かれました。(そしてその後すぐに箱にしまわれ、物置に安置されました。)
2014/10/28追記
朗報。ガタつきは本体をぐいぐい曲げたら何とかなりました。ボディがへなちょこプラスチックなおかげですね。
是非お試しあれ。ただしやり過ぎるとたぶん割れます。