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Acer Aspire easyStore H340をWindows 8デスクトップ機に改造する (3) : パーツ選定編

Windows PC ゲーム

前の記事 : Acer Aspire easyStore H340をWindows 8デスクトップ機に改造する (2)

前回は各パーツの制約について調べた。今回は実際にパーツの選定を行う。

ビデオカード

制約・条件は下記の通り。

  • [物理サイズ]LowProfile対応、170mm以下、厚み1Slot分
  • [性能]nVidia GeForce GTX 660以上

2013年4月現在、上記物理サイズを満たすもので一番性能の良いGPUnVidia GeForce GT640とAMD Radeon HD7750となる。どちらもローエンドのビデオカードであり、PassMark Software - Video Card Benchmarks - High End Video CardsによればnVidia GeForce GTX 660の性能とは2.5〜3倍ほどの開きがある。残念だが搭載できないものを選んでも仕方がないので、性能が比較的高いRadeon HD 7750搭載のカードを選択。

CPU

制約・条件は下記の通り。

  • [性能]Core i5相当
  • [TDP]65W程度のもの

前回、TDPについては触れなかったが、電源がか細いことと大型のCPUクーラーが使えないことを考慮すると、あまりに電気を食うCPUは選択しにくい。

というわけでIntel Core i5 3450Sを考えていたが、価格コム最安値でも2万円弱と若干躊躇。すでにビデオカードで推奨ラインを割っているので、CPUも併せて下げても良かろう、というわけでAMD A10-5700を買ってみることにした。昔からAMD派ではあったがAPUは初めて。

AMD A-Series A10 5700 ソケットFM2 TDP 65W 3.4GHz×4 GPU HD7660D  AD5700OKHJBOX

AMD A-Series A10 5700 ソケットFM2 TDP 65W 3.4GHz×4 GPU HD7660D AD5700OKHJBOX

PassMark Intel vs AMD CPU Benchmarks - High EndによればCore i5 3450Sにくらべておよそ2/3程度スペックダウンとなるが、価格が11000円程度なので価格性能比的には満足。

せっかくのAPUなのでDual Graphicsでグラフィック性能を向上できないかと考えたが、SimCityはDirectX9世代のゲームらしく、Dual Graphicsの恩恵が得られない*1ため断念。

マザーボード

CPUをAMD A10-5700としたので、それに対応するMini-ITX規格のM/Bを探すとASRock FM2A75M-ITXか今回購入したMSI FM2-A75IA-E53位となる。基本スペックは両者ほぼ同じ*2だが、MSIのほうにはBluetoothWifiモジュールが搭載されているということと、「Trinity対応!」「Windows 8対応!」と高らかにうたっていて何となく安心感があったのでMSIのほうを購入。

CPUファン

  • [物理サイズ]高さ50mm以下、周辺のパーツに干渉しないこと

Socket FM2が比較的新しい規格のせいか、公式にSocket FM2対応をうたう製品が少なく、意外と選択肢が少なかった*3。サイズのKOZUTIを購入。

サイズ 【HASWELL対応】 KOZUTI 全高40mm薄型CPUクーラー SCKZT-1000

サイズ 【HASWELL対応】 KOZUTI 全高40mm薄型CPUクーラー SCKZT-1000

電源

  • [物理サイズ]1U nlx(82mm x 43mm x 150mm互換のもの)
  • [電源容量]300W以上

これはもう選択肢らしい選択肢はなく、ほぼSNEの製品から選ぶしかない状態。ネジ穴位置が合うかなどもう神に祈るしかないレベル。結局、容量面、騒音面からNLX450SV3を購入。購入方法がメール連絡+代引きのみと、小規模感に若干ドキドキしたものの無事商品が届いた。あとで詳しく書くが何とか取り付けはできたので安心して購入するといいです。

2013/06/22追記

SNEの製品しかない、などと書いていたが、自分の調べ方が悪いだけだった。このサイズの電源はFlex-ATX電源と呼ばれているらしく、このキーワードで探せばいろいろと出てきた。後にZawardから出ているFLEX 450なる450W電源に買い換えていたりする。お値段もSNEの半額とかなりお得。

SSD

メイン機のSSDを最新にして、そのお下がりを搭載することに。お手頃なSamsungのSSD840 256GBを購入。ちなみにお下がりはCrucial Real SSD C300 128GB。

で、SSDは2.5インチなので、Aspire easyStore H340のマウンタに乗せるために下記マウンタを購入。

後から気がついたけど、このマウンタではeasyStoreのHDDバックパネルと位置が合わせられないので、バックパネルを活かしたい人は別のものを探すべし。自分はバックパネル外しちゃいました。なのでSSD交換時はケース空けて作業が必要になるという残念感。

メモリ

  • [容量]8GB程度

正直なんでもいいと思う。というわけで下記を購入。

その他

組み立てはじめて必要性に気づいたパーツたち。

ピン配列ケーブル

easyStoreのフロントパネルとM/Bは専用コネクタで接続されているため、M/Bを市販品に変えてしまうと当然接続できず、そのままでは電源すら入れられない。

後の記事で詳しく書くが、下記のようなケーブルを使って、専用コネクタとM/Bのピンを接続してやる必要がある。

Groovy ピン配列ケーブル GN-EX01SET

Groovy ピン配列ケーブル GN-EX01SET

ちなみにピンのピッチが専用コネクタ側は2mm、M/B側は2.54mmと異なっているので注意。上記のような商品で2mm対応のものは見当たらなかったので、自作するか上記商品を加工するかしないといけない。

ちなみに無加工でも、1ピン単独ならば専用コネクタ側に刺すことはできる。そのため電源スイッチ部分だけであれば加工不要だった。ただしフロントパネルのUSBなんかを結線しようと思うと削ったり何だりが必要になると思われる。

ATX用電源延長ケーブル

M/BのATX電源穴が電源位置から遠くて届かなかった。というわけで下記購入。

アイネックス ATX用電源延長ケーブル WAX-2415A

アイネックス ATX用電源延長ケーブル WAX-2415A

ケースファン

後で気づいたがMSI FM2-A75IA-E53はケースファンの回転数は100%か50%の2つしか選べない。元々付属のケースファンは回転数の高いものらしく、50%でも1600RPMくらい出てしまい騒音がものすごい。そこで、回転数の低いサイズ 隼120の800RPMを選択。

サイズ オリジナル設計静音ファン 隼120 800rpm SY1225HB12L

サイズ オリジナル設計静音ファン 隼120 800rpm SY1225HB12L



次回は組み立てです。


次の記事 : Acer Aspire easyStore H340をWindows 8デスクトップ機に改造する (4) : 組み立て編

*1:Dual GraphicsはDirectX11対応の技術

*2:ASRockはケースファンもコントロール可能との記載が気になる。MSIのはケースファン回転数を50%か100%しか選べないので、結局低回転のものに買い換えることになった

*3:まあ、Socket FM1対応のでも使えると思うけど・・