1Uラックマウントシャーシで平たいゲーミングPCを自作する (1)

平べったいPCがほしい? 1Uラックマウントシャーシはいかがですか?

いまのメインPCのケースAbee acubic E60は、まあMini-ITXサイズなのでコンパクトではあるけれど、フルハイトの拡張カードが刺さるだけあってそこそこ高さがあり、机の上に置くとけっこう存在感ある。

そんなわけで、もっと薄いPCケース無いかなぁとHTPCケースを中心に探していたのだけど、薄いヤツはロープロファイルだったりそもそも拡張スロット無かったりして高性能ビデオカードを挿す余地がない。

そこでふと思いついたのが19インチ1Uラックマウントシャーシ。1Uサイズであれば、PCIExpressスロットも横倒し前提で設計されているので、もしかしたら2スロット分くらいの厚みのビデオカードならイケるのでは?

……と思いついたその瞬間にiStarUSA D-118V2-ITX-WBを購入していた。まあ何でもいいといえば何でも良かったのだけど、これはフロントベゼルが木製であんまりサーバーサーバーしてなかったのが決め手。

ちなみに2016年現在では国内販売しているところが見当たらなかった*1ので、Newegg.comから購入代行*2を使って個人輸入した。

到着! しかしいろいろと問題が……

で、だいたい2週間くらいで到着。船便の割には思ったより早かった。箱がデカかったせいで送料が思ったより掛かってしまったのは悲しい(8000円弱)。ともあれ、早速開封!

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思ったより小さい。上に乗っかっているのは、サイズ比較用のPS Vita(初代)。

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中身はこんな感じ。右側にFlexATXサイズの電源、中心にMini-ITXのM/B、左側に2.5〜3.5インチのディスクまたは拡張カードが搭載できる。

さて、勢いだけで買ってしまったので、各種パーツが本当にハマるかは未知数である。手持ちの余りパーツを使って、サイズ合わせをしてみる。

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まずは一番気になるビデオカード。とりあえず位置合わせしてはたと気づいたがこのケースは1スロット分しかブラケット領域がない。したがい2スロットサイズのビデオカードはいきなりアウトな感じでありムムッ! と思ったが、運良く端子が1スロットに集まっていたのでとりあえずビデオカード側のブラケットを外してみた。

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そしてマザーボードとFlexATX電源をおいてみたのがこの写真。角度的にわかりづらいけど、マザーボードビデオカードもびみょーに高さ(厚み)があって、ハマらなさそう。

わかったこと&今後の方針

  • ケース内高さは42mmくらい(定規で適当に測った)。
  • マザーボードをネジ止めするためのスリーブ部分、高さ3mm程度。すなわち、CPUファン含めたマザーボード高さは39mm以下とする必要がある。とするとCPUファンは30mm以下程度でないと厳しそう。あと、端子類の高さが意外に盲点かも。今回試しに使ったマザーボードWifiアンテナ用の出っ張りのせいでうまくはまらなかった。端子少ないヤツ選ぶべきかも。
  • ビデオカード、2スロット分だと若干入らない。感覚的に1.5スロット程度が許容範囲に見える。2スロットから4〜5mm程度削れれば良いので、ファンを薄型のものに換装したらイケそうな気もする。もしくは水冷か。ラジエーターのスペースなさそうではあるが。あとPCIExpressの延長ケーブル。これは最も短いものでよさそう。
  • ディスク。ビデオカードでスペースを食ってしまうため、薄型SSDですら入れる場所がなさそう。これはもうM.2しかなさげ。
  • ケースファン。普通の40mmのヤツ×2。
  • 電源。今回あわせたZaward FLEX-450でぴったり。ただしケーブル類がうまくケース内に納まるか謎。

続き:

ymkn.hatenablog.com

*1:数年前なら、パソコンハウス東映で取り扱いがあったみたい

*2:今回はBUYFYを利用。配送代行に加えて、購入代行が使えたのが決め手。Newegg.comは請求先と配送先が異なる場合は取引してくれないので、アメリカ国内の倉庫を配送先にして支払い自体は自分自身で行う一般的な配送代行では無理なのである。購入代行の手数料は1600円くらいだった

openmediavaultにPocketMineをインストールする

PocketMineの公式Webには、ワンライナーでいかにも簡単に導入できるような記載があるが、いろいろと落とし穴がある。

事前に必要なソフトウェア

PocketMineはバイナリではなくソースで配布されており、インストール中にconfigureやmakeが行われて実行可能なバイナリが生成される。openmediavaultには必要最小限のパッケージしか導入されていないため、初期状態でインストールを開始すると諸々コマンドが足りず失敗する。まず、公式Webに記載のある

コンパイルに必要なソフトウェアをインストールする必要があります。perl gcc make automake libtool autoconf m4これらをインストールしてください。

perlgccmakeautomakelibtoolautoconfm4を導入する。

# apt-get install perl gcc make automake libtool autoconf m4

ほか、上記に加えてbzip2g++を導入しておく必要がある。

# apt-get install bzip2 g++

これが不足していると、一見インストールが正常終了したように見えても実はconfigureに失敗していて、PocketMineが正常に動作しない。インストール終了後はinstall.logを確認してエラーがないことを確認した方が良い。

PocketMineのバージョン

これはopenmediavaultに限った話ではないのだが、公式Webのワンライナーで導入されるPocketMineは古い*1ようだ。そのため、公式Webのワンライナーの通りにインストールを行っても、APIのバージョン違いのためかMincraft PE側からPocketMineを見つけることができず頭を抱える羽目になる。

最新版のMinecraft PEに対応した開発版パッケージはPocketMine Forumsで公開されている。例えば、2016/01/24時点のMinecraft PE最新バージョンであるv0.13.1 alphaに対応したバージョンはRelease - PocketMine-MP 1.6dev-1266 is now available! | PocketMine Forumsの記事で公開されている。

このフォーラム記事中にインストールのためのワンライナーが記載されているので、それを実行すれば良い。

wget -q -O - https://raw.githubusercontent.com/PocketMine/php-build-scripts/master/installer.sh | bash -s - -v development

ワンライナー中のURLを見る限り、特定バージョン向けではなく開発版の最新バージョンを導入するように見えるので、Minecraft PE側がアップデートした直後はこの手順でもバージョンのミスマッチが起きるかもしれない。

Supported MCPE Versions — PocketMine-MP DocumentationでもPocketMineとMinecraft PEの対応バージョンが記載されている模様。最新のMinecraft PEを使う場合はPocketMineが追随できているか、ここで確認できそう*2

*1:2016/01/23時点のPocketMine対応バージョンはv0.10.5 alpha。このときのiOS版のMinecraft PEはv0.13.1 alphaである

*2:PocketMineの作者はMojang勤務になったそうなので、タイムラグなしにリリースされそうではあるが - I'm working at Mojang! | PocketMine Forums

Windows版iTunesの2ファクタ認証のUIがクソ過ぎる

セキュリティ強化ということで最近Apple IDでも採用された2ファクタ認証ですが、WindowsiTunesの2ファクタ認証のUIがクソ過ぎてムカついたので衝動に任せるままにブログする。

ふとiTunes Storeで音楽を買おうとしたときのこと。いつものようにApple IDとパスワードを入力したら、下記のようなエラーメッセージが表示されてパスワードの再入力を求められた。

※後で同じダイアログ出せなかったので記憶を頼りに手で加工して再現しました(赤字部分)。

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「確認コードをパスワードに続けて入力してください」

なるほど、このダイアログの次に確認コードの入力ダイアログが出るんだろう、iPadなんかだとそうだしね、と再び正しいパスワードを入力すると……。

「不正なパスワードが何度も入力されました。パスワードをお忘れですか?」

的なダイアログが出てくるわけですよ。もう全然意味わかんない。本当にパスワードが駄目になったのかと思ってパスワード変更して再チャレンジしても駄目。他のデバイス(iPadとかMacとか)では問題ないのに……。

と、あれこれやってググったりして悩むこと数十分。オチ、何だったと思います?

「パスワード欄にパスワード+確認コードを入力する」

でしたわ。わかります? パスワードと、確認コードを連結した文字列を、パスワード欄に入れろと。パスワードが「hoge」で確認コードが「1234」だったら「hoge1234」と入れろと。パスワード欄にね。

はぁああぁあ~~!? って感じ。わかるかこんなもん。アホか。おかげで無駄にパスワード変更しちゃったよ。

ymknのスカイリムModメモ (2015年版)

例によって今更のマイブームなのだけど、ゴルフスターの大会の合間に最近はひたすらスカイリム(The Elder Scrolls V: Skyrim)をプレイしている。

とりあえずMain QuestとFactionsは一通りクリアしたので、今はModをいろいろ試しながらサイドクエスト中心にVery Hardでプレイ中。Fast Travelを極力使わずに移動するよう心がけているとSkyrimの美しい風景に心洗われることしばしば。

するともっと風景を美しくしたい、と思うのが人の性。そんなわけでビデオカードGeForce GTX 550Tiから970*1に買い換えてしまったので、Mod見直しついでにこの記事を書いてみたのである。

環境

昔、SIMCITY用に作った自作機をアップグレードしている。長らくAMD派だった自分にとって人生初のIntel自作機。

CPU Intel Core i5 4590T (2.0GHz-3.0GHz, 4C4T)
メモリ CFD Elixir DDR3 PC3-12800 CL9 8GB (4GBx2)
ビデオカード GIGABYTE GV-N970IXOC-4GD (GeForce GTX 970, VRAM 4GB, 1101MHz-1241MHz)
ストレージ WD Green WD30EZRX (3TB)
SSD 850 EVO (M.2版)
モニタ AOC 2267W (Full HD, 60Hz, IPS)

OS用ストレージはSSDだが、容量の都合でゲーム用のストレージはHDDにしているので、読み込むModが大容量になってきた今、一番不満なパーツ。マップ切り替え時のロードにもたつくのです。もうスカイリム専用ディスクとしてSSD買い足すかな……。

2015/09/22追記:

Samsung SSD 850 EVO (M.2版)を導入した。ロード時間、体感で3/4位にはなったかな?

選定方針

だいたい下記方針で選んでます。

  • 基本的に60FPS維持できる構成とする (場所によって一時的に40台に下がるなどは許容)
  • 極力Lore Friendly (世界観に合わない装備品などは入れない)
  • 人気上位のポピュラーなものを中心とする
  • リアル志向のグラフィクス、サウンド
  • 操作性向上系のModはゲーム性を変えない範囲のものに限る

Modリスト

上の方が基本的なMod。入れる順番もだいたいこの通り。分類はセットで導入が必要な単位で分けていて、それぞれのModに割り当てられているカテゴリは意識していない。

対象はNexus mods and communityから入手可能なもののみとしている。ただしリンク先はSkyrim Mod データベース MOD紹介・まとめサイトにしている。Modのざっくりとした説明と注意点、日本語化など非常に役立つ情報が満載なので、まずはこちらを見てからNexusを見ると理解しやすい。

Mod管理ツール

Mod自体の管理・拡張に使う。全て必須。

  • Nexus Mod Manager - Modの管理ツール。Nexus mods and communityにあるModのダウンロード、インストール、適用/非適用の切り替え、ロード順の調整ができる。大量のModを入れていると管理が困難になるため、Modの導入はできる限りこのツールを使って行い、手動では行わないようにする。
    • (2015/09/22追記)バージョン0.60からModの管理方法が大幅に変わった。うっかり0.60にアップデートしてしまい、全Modを再導入する羽目に……。0.50系までは直接Skyrimフォルダにコピーされていたのが、ハードリンクを使う方法に変わった模様。そのせいで、Mod管理ディレクトリとSkyrimディレクトリが別ドライブにある場合、NMMを管理者権限で実行しMulti-HD Install Modeを使う必要がある。が、うまく動かせなかったので、SSD買うついでに同一ドライブへのインストールにしてしまいましたとさ。
  • BOSS - Mod同士の依存関係リストを元に、適切なロード順に並び替えてくれるツール。新しいModを入れたらこれを1回流すと安心。ただし、リストにないModやファイルの競合があるModは依然として導入順序が重要なので、保険的にとらえておくとよい。
  • LOOT - BOSSの代替。BOSSはもうメンテされていないらしい。
  • TES5Edit ユーティリティ - Mod自体の編集ができるらしいが、自分は起動時のCTDの原因になっているModの特定のために使っている。ツールを起動して読み込みを開始すると読み込み状況のログが大量に出力されるので、そこからエラーになっているヤツを探す感じ。そしたら無効にするなり導入し直したりして対処する。

翻訳・日本語化用ツール

Modの日本語化に使う。

  • TESVTranslator - Mod内の文字列リソースの書き換えツール。日本語化に使う。大抵の有名Modはすでに有志の方により翻訳ファイル(XMLファイル)が作られており、Skyrim mod データベースの説明文部分やコメント欄にリンクされていることが多い。使用時は読み取り・書き出しのエンコードUTF-8にするオプションを忘れずに毎回指定する。

UI

操作性を向上させる。

  • SkyUI - アイテム一覧のUIの改善。バニラのUIの使い勝手が悪すぎるので、不具合修正パッチと言ってもいいくらい。Mod向けの設定UIも兼ねるため、よく依存Modになっており結果的に必須Modといえる。
  • Better MessageBox Controls - メッセージボックスにおいて、Eキーでの選択を可能にする。こんなのデフォルトで対応していてほしい……。
  • Better Dialogue Controls - ダイアログボックスにおいて、キーボードで選択されている項目とマウスでクリックした項目が食い違ってイライラする不具合を直す。以下同文。
  • A Matter of Time - A HUD clock widget - 画面上にゲーム内時間や現実時間を表示する。時間を確認するのにいちいちメニュー表示しなくても良い。OPTIONAL FILESに日本語版があるが、翻訳が不完全なので有志が作成したMCM用翻訳ファイルを適用すべし。
  • On-off console with Rshift - 漢字キーで起動できるコンソールを、右シフトキーでも起動できるようにする。Apple Wireless Keyboardなどの漢字キーがないキーボードを使っている場合は必須。
  • FPS Counter - FPSを表示する。右上隅なので、気にしないときは案外気にならなくて良い。

マップ

マップを改善する。

  • Atlas Map Markers for Skyrim Blackreach Dawnguard and Dragonborn - マップに表示されるマーカーを増やす。場所の把握やファストトラベル時に便利。バニラに比べコンパス上のマーカーがごちゃごちゃしてしまうので、Compass Tweakオプションはつけるべき。ほか、マーカーに近づくと教えてくれるWorld Encountersオプションは、当てのない散歩旅をしているときにふと新しい地点と出会えて楽しい。Optional World Mapのいずれかを選択して導入すると、マップを開く際に「error code 5」エラーダイアログが表示されてしまう。実用上支障はないようだが、鬱陶しい。

不具合修正

非公式の不具合修正パッチ。公式で修正されていないバグ等が大量に修正されている。これを前提にしているModもあり、事実上必須なMod。日本語版にこれを適用するとテキストだけでなくいくつかの音声も英語に差し替わってしまうので、Skyrim mod データベースの記載をみて日本語化するといい。

戦闘

見た感じFPS/TPSっぽいが、スカイリムはRPGである。つまり戦闘は割と単純な殴り合い(=クリック連打ゲー)であり、アクション性は低めとなっている。そんなスカイリムに多少のアクション性を持たせ、戦闘を楽しくするのがこれらのMod。

  • Ultimate Combat - 敵AIが賢くなって、プレイヤーの行動にあわせてブロックしたりカウンターしたりするようになる。単調な戦闘が彩られるのでおすすめ。日本語化対象がespファイルではなくpexファイルなので間違わないよう。
  • TK HitStop - HitStop(攻撃命中時に一瞬停止する効果)を追加することで、攻撃を「当てた感」が増す。爽快感UP。
  • TK Recoil - TK HitStopの弓・杖・クロスボウ版。基本は銃向けとのことで、弓とかはあんまり変わらないかも? とりあえずTK HitStopとセットで。
  • TK Dodge - 回避行動が可能になる。Script Dragonを入れたくないのでFILESからSKSE版を入れる。
  • No magic ninja ai dodge - Slower Mage Backward Sprinting - 敵NPCが軽やかなサイドステップで矢をかわすのをやめさせる。プレイヤーの弓が強すぎるがため難易度調整として導入された動きとのことだが、あまりに不自然すぎかつ腹立たしいのでこんなものはOFFでよろしい。また、同じように不満が大きい、敵魔術師NPCの魔法撃ちながらの高速バックステップもスローダウンされる模様。やったね。OPTIONAL FILESから暗い夜版も追加で導入すべし。(CoTや光源変更Modを入れるなら)
  • Immersive detection of NPC夜間にもかかわらず遠距離から正確にプレイヤーへ矢を当ててくる敵NPCの挙動を修正する。昼でもプレイヤーが暗がりにいたりすると視認されにくくなる模様。光源調整Modを入れていると夜がそれなりに暗くなるので、これを入れないと暗闇から一方的に矢を射かけ続けられる羽目になる。
  • Enhanced Blood Textures - 血液表現のオーバーホール。血痕がリアルになったり、死んだNPCがけいれんしたりするようになる。

キャラクタエディタ

キャラクタエディタの使い勝手を向上させる。というか、個人的には常時安定してキャラクターエディターを呼び出したいのと、YgNord種族を使いたいという点につきる。

  • Enhanced Character Edit - キャラクターエディタでズームできたりライトを照らしたりできる。あとYgNord種族が追加される。日本人顔を作りたい場合はコレ。オプションの選択によってはfontconfig.txtがLore Friendly Fontsと競合するので、上書きする前に待避し、手動マージの必要がある。
  • ECEE - RANs Enhanced Character Edit Enhancer - キャラクターエディタに調整項目を追加する。細かな調整がしたい人向け。OPTIONAL FILESに日本語版があるのでそちらを導入する。
  • ShowRaceMenu Alternative - キャラクターエディタを起動するShowRaceMenuコマンドを実行後に発生するバグを回避するために、キャラクターエディタ起動のための魔法を追加します。コレを導入して、コンソールからはShowRaceMenuを使わないようにすべき。

体型

体型を自然にする。ここでは女性キャラクター向けのみ記載。バニラではどうしてもいかつくなってしまう体型を女性らしくする。

  • HDT Physics Extensions - 髪や服を物理演算で揺らすことのできるMod。UNPB系体型であれば、乳や尻も揺れる(正直、不自然)。

キャラクター美化(テクスチャ、キャラクター置換)

  • RANs Dolly FaceTex - ノルド女性のフェイステクスチャ。ECEEで導入が推奨されているが・・。
  • ApachiiSkyHair - 多種多様な髪型を追加する。OPTIONAL FILESに追加の髪型もあるのであわせて適用すると良い。
  • ApachiiSkyHair NATURAL retexture - 上記Modのリテクスチャ。より自然な髪質に。
  • KS Hairdos - さらに多種多様な髪型を追加。
  • Skyrim Beautiful Followers - SBF - アップで見る機会の多い女性フォロワーを美しくする。フォロワーの年齢関係なく見た目がみな若い美人風になるので、それが嫌なら避ける感じ。
  • Helmet Toggle - Show Hide - 兜を透明化したりしなかったりできる。装備はしたいけど見栄えが気になるときに。
  • Auto Unequip Ammo - 弓を装備していない場合に自動で矢の装備を外します。常に矢筒を背負ったままが嫌な場合に。

モーション

人物の動きを改善する。主に女性を女性らしいモーションにしたい思いから選定。

  • Fores New Idles in Skyrim - FNIS - NPCやプレイヤーをアニメーションさせるためのMod。通常、男女共通のモーションを男女別に適用し分けたりできる。モーション関係のModを入れたらGenerateFNISforUsers.exeを実行する必要あり。
  • Female Animation Pack - 全体的に男性ぽいモーションを女性らしくする(例えば女性のがに股ジャンプが改善される)。ただし男女共用モーションも女性らしくなってしまうので、FNISで女性にのみ適用するなど必要。Skyrim modデータベースの記述参照。
  • Female Facial Animation - 表情を自然にするMod。Smile in HDが推奨となっているが、後に入れるSG Female Textureに歯テクスチャが入っているのでそれで十分。
  • Pretty Female Idles - 女性キャラクターの待機モーションを女性らしくする。様々なバリエーションから選べる。単体で見ると良いのだが、動きを止める度にポーズされると違和感あるの多いので、結局一番普通なのを選んでしまう。

メッシュとテクスチャ

グラフィック向上のためのMod。このカテゴリのModはビデオカードの性能との相談となる。VRAM搭載量が多ければ、高解像度のテクスチャを多数入れられる。

テクスチャの部位にもよるが、モニタの解像度がFull HDの場合4Kテクスチャはオーバースペックと思うので、解像度を選択できる場合は2K以下で十分と思う。どうしても入れるならアップで見る機会の多い壁や地面に絞って入れるのがバランス良くて良い。

GTX 750Ti時代

VRAM 2GBのGTX 750Tiでも、下記程度であればCTDせず動いていた。

  • Skyrim HD - 2K Textures - 高解像度テクスチャパック。Full HD環境なら4K不要と思うのでLITE版(2K)で十分。FILESからTown / Riften / Landscape / Dungeons / MiscのLITE版を入手する。
  • The Ruffled Feather - 水質改善。水が超キレイになる。その他細かいModとの抱き合わせらしいがあまり気にしたことない。
  • Static Mesh Improvement Mod - メッシュ改善。様々なオブジェクトのメッシュが細かいレベルで改善されている。キャベツがうまそうになる。
  • Skyrim Flora Overhaul - スカイリム中の植物がリアルに。地域によって生えている植物が変わるというこだわりよう。
  • aMidianBorn Landscape - 道は良く視界に入るだけに荒さが目立つところ。道のテクスチャを高解像度にしてリアル感を増す。
  • Real Roads for Skyrim - 道は良く視界に(同上)。道路のメッシュを改善して立体的に見せる。後述のParallaxと併用するとより効果的。
GTX 970にしてから追加したもの

まず、公式の高解像度テクスチャDLCを入れた上で、750Ti時代に使っていたものに加えて下記を追加。

  • Project Parallax Remastered - 屋外のオブジェクトの立体感を増すためにメッシュを変更する。OPTIONAL FILESにSkyrim HDとaMidianBorn Landscape、SMIM用の互換ファイルがあるのでそれもあわせて入れる。
  • Detailed Rugs - 宮殿にしかれたバニラの粗末な絨毯が美しくなる。
  • Skyrim Performance PLUS - 雨、雪、木の葉など舞い散るオブジェクトのテクスチャを荒くしてパフォーマンス向上を図る。これらのオブジェクトをじっくり見ることはない割に数が多くてパフォーマンスに聴いてくるので、ここは逆に下げて良いと思う。

天候・環境校

光源とか天候、影などの改善。ENBと組み合わせると大変美しい。これらもGTX 970にしてから追加した。

サウンド

意外に静かなスカイリムに環境音を追加したり、効果音を改善してリアルさを向上させる。

  • Sounds of Skyrim - Civilization - 環境音の追加。都市、村、農場など向け。宿屋がワイワイガヤガヤするようになる。OPTIONAL FILESでCoT互換のパッチがあるのであわせて導入する。
  • Sounds of Skyrim - The Dungeons - 同上。ダンジョン向け。亡霊の怨嗟の声のような何かが聞こえるようになったりする。OPTIONAL FILESでCoT互換のパッチがあるのであわせて導入する。
  • Sounds of Skyrim - The Wilds - 同上。野外向け。鳥のさえずりなど。OPTIONAL FILESでCoT互換のパッチがあるのであわせて導入する。
  • Improved Combat Sounds - 戦闘時の効果音がいい感じになる。盾でブロックしたときの重厚な音とか好き。
  • Real Arrow SFX矢の音をリアルにする。といっても実際に矢を撃たれたことないのでよくわからないが……。射かけられている感じが良い。
  • Clanking Armor移動時のガチャガチャ音を鎧ごとに違う音に変更します。重たい鎧はよりガチャガチャに。

武器防具

武器防具を追加する。雰囲気を壊さないカッコイイ装備品がたくさん。

  • UNP Female Armors - バニラの装備をUNP体型用にリプレイスする。OPTIONAL FILESにUNPB対応版もあるのでそちらを入れるべきかも。
  • UNP Dragonborn Armors - 同上。Dragonborn用装備のリプレイス。
  • UNP Dawnguard Armors - 同上。Dawnguard用装備のリプレイス。
  • Ghosus Weapon Pack - 超カッコイイ装備品が追加される。アエギスの盾が超カッコイイ。
  • aMidianBorn Book of Silence - aMidianBornシリーズの統合版Mod。FILESからWeapons / Armors / Creatures / Unique Items / Dragonborn DLCを入手する。

お便利系

ゲームプレイの利便性を向上させるMod。必須かどうかは人による。

  • Wearable Lanterns - 腰に下げて利用できるランタンを追加。たいまつと違って手をふさがないので武器をそのままに明かりを追加できる。特に光源Modで暗くなりがちな屋内で超便利。
  • Breezehome Enchanter - ブリーズホームに唯一足りないアルケイン符呪器を追加する。
  • Unread Books Glow - 未読の本を光らせる。無駄に既読の本を読むのを防げて便利。
  • Upgrade Leveled Items Spell - 一部の装備品は入手時のレベルに応じて能力が固定されてしまうため、初期段階で入手したアーティファクトが弱くて使い物にならないケースがある。このModは魔法として追加され、魔法を唱えると現在のレベルにあわせて装備品の能力が再設定される。これで序盤に入手したドーンブレイカーをいつまでも使い続けられる。

ゲーム変更

  • Alternate Start - Live Another Life - Alternate Start - Live Another Life - スタート時の状況をいろいろ選べるようになる。何度も新規プレイするときにオープニングがうっとうしいので便利。ロールプレイにもよい。バニラのオープニングとつじつまを合わせるためのミニクエストも付属。楽しい。
  • SEO - Skyrim Economy Overhaul - better prices and useful money - あらゆるものの価格設定を適切に見直す。バニラだとあっという間にお金が貯まるので、家もポンポン購入できてしまいリアリティがない。それをいい感じのバランス感で苦しくしてくれる。
  • Realistic Needs and Diseases - 空腹や疲れの概念を導入する。食事や就寝が重要な概念に。ロールプレイ時はOnにしている。攻略時は邪魔なのでOffにしている。

街改変

  • Immersive Laundry - 街に洗濯物が追加される。生活感あふれて良い。が、雨が降っても干しっぱなしなのでその辺なんとかなるともっといいなあと思う。

ENB

Modとは少し違うが、グラフィックの総仕上げとしてENBの検討はすべき。色合いや雰囲気がだいぶ変わってくるので好みのものを探して充てると良い。CoTやELFXを導入している場合は互換性のあるENBを選ぶべき。

参考:ENB comparison with benchmarks - ENB Vergleichsscreenshots その他 - Skyrim Mod データベース MOD紹介・まとめサイト

  • Project ENBいろんな人に「結局コレに戻ってくる」と言わしめる評価の高いENB。これの一番軽い構成で使っている。やはりSSAOとSSILがないと雰囲気が物足りないが、屋外で60FPS出すには難しい。一番重いヤツでDoFだけ無効にして、一番軽い構成から-10FPSくらい下がる。
    • (2015/09/28追記) Windows 10 64bit版 では「d3d11.dllにcreateDXGIFactory2がない」といった趣旨のエラーが出る。後述の参考URLによれば、このcreateDXGIFactory2というシンボルは、64bit版のdxgi.dllには含まれているが、Skyrimフォルダに入っている32bit版のdxgi.dllには含まれていないために前述のエラーとなるようだ。なので、%windir%\system32フォルダ内の64bit版dxgi.dllをSkyrimフォルダ内にコピーすれば良い。(参考:Unable to start game due to SweetFx - Skyrim Technical Support - The Nexus Forums)

*1:VRAM 3.5GB問題でいろいろ話題だが、わかって使う分にはコスパ的にお買い得なカードだと思う

僕らが大好きだったThinkpad Xシリーズは死んだ

Thinkpadだけはこういうことしないと信じていたのに……。

ThinkPadの最新モデル「X250」は無骨さがたまらないが…… - ThinkPadらしさがなくなったキーボード 日経トレンディネット

右手小指ゾーンの記号キー群だけ幅が小さい。キーピッチも18.5mmと0.5mm狭くなっている……。キーボード左右に謎のスペースを設けたせいで余裕なくなった感じですかね。グローバル側で一方的にデザイン変更して、日本側の意見通らなかった、的な。

たまたまX250のキーボード配列を見てびっくりしたのだけど、一つ前のX240からこうだったのね。

キーボードが犠牲になりがちなビジネスモバイル(B5サブノートサイズ)というジャンルにおいて、Thinkpad XシリーズはA4ノートサイズに劣らない、完全なフルサイズフルピッチのキーボードを備えていた。それこそがThinkpadアイデンティティであり、多くの熱心なThinkpadユーザを生んできたゆえんであることは疑いのないことだと思うが故に、大変残念な流れです。

最近はX1 Japan Limitedエディションとか米沢生産モデルとか物理クリックボタン復活とか少しずつよいニュースを聞くようになって、いちThinkpadユーザとしては、もしかしたら昔のようなThinkpadが戻ってくるかも、と淡い期待を抱いてしまったりしてたのですが。見事に裏切られた感じです。やっぱりLenovoLenovoということか……。

X1はまだいけるけど、Xシリーズっていうか別ラインな感じですよね。13.3インチだし、プレミアム価格だし。

RedirectAttributes#addFlashAttributeしたオブジェクトをリダイレクト先のControllerで受け取る方法

リダイレクト先のControllerのアクションメソッドに、@ModelAttributeを付与した引数を設定すれば良い。下記のような感じ。

@RequestMapping("/page1")
public String page1(RedirectAttributes attributes) {
  attributes.addFlashAttribute("attr1", "flashdata");
  return "redirect:/page2";
}

@RequestMapping("/page2")
public String page2(@ModelAttribute("attr1") attr1, Model model) {
  // attr1 == "flashdata"
  model.addAttribute("attr");
}


ちなみに、RedirectAttributes#addFlashAttributeでフラッシュスコープにつっこんだオブジェクトは、リダイレクトした場合だけ(RedirectViewが処理した場合だけ)しか処理されず、かつ生存期間を延長することもできないため、railsのflashなどに比べて非常に限定的な用途(リダイレクト時のView向けデータ運搬)にしか使えない。

つまり、真にセッションスコープでないデータの格納*1先としてのHttpSessionの代替にはならない、という認識。

参考:

*1:例えば、複数画面に渡りユーザ入力値を運搬しなければならない場合など

テンキーレスなのに「普通」のキー配列が最高なELECOMミニキーボード(TK-FCP082/TK-FBP083)を買った

ELECOMのミニキーボード。暇つぶしに入ったヨドバシでたまたま見かけて一目惚れ。USBモデル(TK-FCP082)とBluetoothモデル(TK-FBP083)両方買っちゃいました。

何がいいって、このクセのないキー配列。特にカーソルキー周り。こんな素直な配置のミニキーボードはなかなか無いですよ。

前の記事でも書いたとおり、コンパクトサイズを謳うキーボードは大抵カーソルキー周りがひどいこと*1になっているなか、このキーボードはThinkpadのようにしっかり1段下げて逆T字型の配置をとっているので、周辺のキーを邪魔せずかつ手探りしやすくなっている。さらに上矢印キーの左右には余計なキーを配置していないので、誤操作が格段に減るわけです。これは本当に素晴らしくて、Thinkpadも是非見習ってほしいところ。

あと副次的な作用と言いますか、カーソルキーが下がっているおかげで生まれた下部のスペース。Thinkpadのクリックボタンがあるあたりに相当するところです。これ、親指のちょうどいい遊び場になっていいですね。Apple Wireless Keyboardはここがないので親指が落ち着かない。

上が常用しているApple Wireless Keyboard。下がTK-FBP083。
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文字部分のキーはごくごく一般的なJIS配列。ミニと言ってもピッチは19mmあってフルサイズ。どっちかというとテンキーレスキーボードといった方が適切に思う。形状も16mm四方の正方形で変なダイエットしていないのがまたいい。

他、特殊キーですがFキーは普通にFキーとして働いてくれるので幸せ。Fnと同時押ししたときだけWindows8的なメディアキーとして動く。PgUp/PgDn/Home/EndはFn+カーソルキーに割り当てられているタイプ。6段配置になってからのThinkpadのように最上段へテキトーに配置されるくらいなら、個人的にはFn+カーソルキーの方が指の移動が少なくて好き。何より直感的だと思いません?

最下段のキーの配置バランスはどっかで見たことあるなーと思ったらThinkpad Bluetooth Wireless Trackpoint Keyboardと一緒。参考にした? でも右Altと右Ctrlの間にはPrt Scキーではなくちゃんとアプリケーションキーが配置されている。素晴らしい(笑)

CtrlとfnはThinkpadと逆。これもうれしい人多いんじゃないかなあ。でも最近はCtrlが内側のパターンに慣れてきちゃったから、個人的には押しにくい。キー入れ替えに対応してくれていれば、と思ってしまう。FnキーはAutoHotKeyとかソフトウェアじゃどうにもならないから。。あとCtrlとCapsLockも入れ替えないですけど、こっちはソフトウェアで頑張ってください。

打鍵感はまあ普通のパンタグラフ。でもApple Wireless Keyboardの底浅ふにゃふにゃ感よりはクリック感があって好きかも。本体もプラなだけあって驚くほど軽く、上部中心を押すと若干たわんだりもするけど、どこかのサンワサプライみたいながたつきはないので通常使用には全く問題ない。

素材感はザ・プラスチック以外の何物でも無いけども、つや消し加工がしてあるので少しマシに感じる。Thinkpadのボディ的な感じ。

で、価格ですが正直なところ割高感ありますね。Bluetoothモデルなんか定価で1万超えですし。ちょっとしたメカニカルキーボード買えちゃいますわ。ただAmazonでは50%-60%引きで売られているので、結果3000円~4000円といったところで、まあ相応か、という感じです。


コンパクトなキーボードがほしいけど使い勝手の悪い変なやつは買いたくない! でもThinkpad Bluetooth Wireless Keyboardは高いしApple Wireless KeyboardはMac配列だし……と、そんなあなたにお勧めの逸品です(割とニッチ)。

*1:「ろ」と右Shiftの間に上矢印が挟まってるとか、上矢印の左右に余計なキーが配置されてるとか